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コンビニコーヒーをデータで比較!セブン、ファミマ、ローソンの違い、美味しく飲む裏技とは?

コンビニコーヒーのアイキャッチ画像

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最近、缶コーヒーって飲む機会減りましたよね。

それってやっぱりコンビニコーヒーの影響じゃないですか?

同じ100円位のコーヒーでも、コンビニコーヒー買っちゃう人が多いと思います。

だけど、どこのコンビニコーヒーがどんな豆使っているかとか細かい事を考えた事はないと思います。

気になったので、コンビニ各社のコーヒーをデータで比較してみる事にしました。

珈琲の市場概況

珈琲豆の画像

コーヒー市場は近年活性化を見せており、その中心にいるのがコンビニコーヒーです。

2010年ごろと比較すると、市場は約2倍にまで成長しており、今後まだ市場は伸びていくでしょう。

日本のコーヒー国内消費量

引用:全日本コーヒー協会

2011年から2016年まで日本の国内のコーヒー消費量は伸長を続けています。

2017年に若干消費量が減りましたが、右肩上がりに消費量が増えているのがわかります。

年齢別 一人1週間当たり杯数

引用:全日本コーヒー協会

では、どの世代が消費量を押し上げているのかというと、上の図を読み解くと。

・25歳~39歳の飲用数が大きく増加

・60歳以上の飲用数も増加傾向

またコーヒーは、他のジュースやお茶等のカテゴリーの中でも、最も飲用率が増加傾向にあるという事も消費量を押し上げている要因といえます。

コンビニコーヒーの飲用理由とは?

カップを持った画像

市場では、コーヒーの消費量が増え、中でもコンビニコーヒーでの飲用頻度が一人勝ちの状況で増加しており、ファーストフードや自動販売機のコーヒー飲用頻度は低下しています。

では、コンビニでの飲用理由とはいったい何でしょうか?

最も多い飲用理由が「美味しい・味が良いから」となります。

その他には、「香りが良い」、「本格感がある」、「値段が安い」といった理由が挙げられます。

確かに個人的にも、缶コーヒーは気軽に飲めるという利点はありますが、缶コーヒーと味を比べると、コンビニコーヒーの方が美味しく感じます。

コンビニコーヒー各社の提供方法の違いは?

珈琲を持った女性の画像

では、次にコーヒーの提供方法についてです。

セブンイレブン・ファミリーマートは、自分でコーヒーを淹れるセルフスタイルです。

今や当たり前のように自分で操作してますが、最初は使い方がわからなかった人も多いのではないでしょうか。

一方、ローソンは、店員さんが淹れてくれますね。

これは、ローソンの営業戦略でお客さんとのコミニケーションの一つの手段で、コーヒーを手渡すときに何かしらのコミニケーションが発生する事を期待しているようです。

また、前述のように60歳以上の飲用率が増加している事から、高齢者の機械操作への配慮も考慮しています。

「コンビニでコーヒーを販売する」セブンイレブンとファミリーマートと「街にカフェをつくる」というローソンでは、大きく戦略が異なるようです。

個人的には、コンビニコーヒーを買うときに時間をかけたくないので、セルフスタイルが楽なので好んで購入していますが、高齢者の飲用率・コンセプトを考えるとローソンの戦略は流石だなと感じます。

コンビニコーヒーを美味しく飲む裏技、タンブラーとは??

コンビニタンブラーの画像

あまり知られていないのですが、コンビニコーヒーを美味しく飲む簡単な裏技があります。

基本的に紙カップで飲むと思いますが、実はマイタンブラーに淹れてもらう事ができるんです。

タンブラーに淹れてもらえば、温かいコーヒーのまま最後まで美味しく飲むことができます。

ローソンは、いち早くマイタンブラー持参による割引を実施しています。エコの観点からも、コンビニコーヒー全体に普及すると良いなと思います。

セブンイレブン ファミリーマート ローソン
マイタンブラー持込 店舗毎に確認
持込割引 10円

サイズによっては使えないタンブラーもあるので注意です。気になる方はチェックしてみて下さい。

セブンイレブンのコーヒー

セブンのコーヒーマシン画像

まずは最大手のセブンイレブンのコーヒーからです。

セブンイレブンのコーヒーの特徴

・セブン専用のオリジナルコーヒーマシン

・抽出方法はドリップ式

・味:突出した苦味ではなく、酸味と甘さのバランスが良く、深いコクと香りが特徴

何といっても、セブンイレブンが富士電機と共同開発したという、オリジナルの1杯取りのペーパードリップマシンから作られる、深いコクと香りのあるコーヒーが最大のセールスポイントでしょう。

ファミリーマートのコーヒー

ファミマ旧型コーヒーマシン画像

次にファミリーマートのコーヒーについてです。

ファミリーマートのコーヒーの特徴

・パウダーによって自分好みにカスタムできる

・抽出方法はエスプレッソ式から、2018年10月から順次導入の新機材はペーパードリップ式に変更

ファミマ新型コーヒーマシンの画像

・味:原料生豆の厳格な選定/単品焙煎/焙煎豆の急速冷却/という3つのこだわりで飲みごたえのある深い味わいが特徴

ファミマのコーヒーパウダーの画像

ファミマといえば、深い味わいで苦味が強くスモーキーな味わいが特徴ですが、女性にうれしいのが、「バニラ」や「ココア」など自分でカスタム出来るパウダーがある事が満足度を高めてますね。

新型コーヒーマシンでは、従来から比べてメニュー数が2倍になり、コーヒーの濃いめが選べたり、スペシャルティーコーヒーが追加されたりと、さらに我々ユーザーにとっては選ぶ楽しみができました。

ローソンのコーヒー

ローソンのコーヒーマシン画像

最後にローソンのコーヒーとなります。

ローソンのコーヒーの特徴

・店員さんが淹れたてのコーヒーを手渡ししてくれる「マチカフェ」スタイル

・抽出方法はエスプレッソ式

・味:コーヒー豆の焙煎由来の苦味が強く、スモーキーな味わいが特徴

ローソンは、何といっても他社とは違う「マチカフェ」というコンセプトでの提供方法がウリ。1杯あたりの抽出時間も、大手3社の中では一番早い約25秒での抽出が可能。

オススメのコンビニマグ


 

まとめ:コンビニ大手3社をデータで比較

コーヒーカップ各社比較画像
セブンイレブン ファミリーマート ローソン
コーヒーマシン 富士電機 ドイツWMF(旧型)

新型は公表前

メリタ カフィーナ
抽出方法 ドリップ エスプレッソ(旧型)

ドリップ(新型)

エスプレッソ
抽出時間(サイズ) 約45秒(R) 約40秒(S) 約25秒(S)
サイズ R:150ml

L:235ml

S:155ml

M:220ml

L:310ml

S:160ml

M:250ml

L:300ml

豆のブレンド ブラジル

コロンビア

タンザニア

グアテマラ

ブラジル

グアテマラ

タンザニア

コロンビア

ブラジル

コロンビア

タンザニア

ニカラグァ

※ファミマのデータは旧型(2018年10月以前のもの、新型スペックは随時追記)

これからもコンビニ各社の、いい意味での競争によって私たち消費者が美味しいコーヒーが飲めることを期待しています。